アミティ「……」
アルル「どうしたの?そんなあんぐり口を開けて。ゴキブリが給水しにくるよ?」
アミティ「∑サラっとリアルなことを言わないでよ!;もう眠れないよ!」
アミティ「それがさ……魔導物語買おうと思ったんだけどプレミアついてて……;」
アルル「ああ……;中古で一万は軽く超えるからね…;でもなんだって魔導なんか?」
アミティ「昨日久しぶりにSS魔導やったんだよ」
アルル「SS魔導は魔導物語と認めない」
アミティ「た、確かに!;確かにHPは数字だしダンジョンもアレだけど神ゲーじゃないか!」
アルル「それは否定しないよ」
アミティ「ああ……ぷよまんとか復活しないかなー……
一応権利はSEG●にあるし実現可能なはずなんだけどね…」
レイ「…(プレート:今日はずいぶんアンニュイだね)」
アミティ「ナーバスなんだなーす」
アミティ「えーと、今日は『最近怖いと言われている
チョボの名言紹介コーナー!本日の名言は...
「迷ったら迷わず楽しい道へ行け」 byてんつくマン』さんから……
げほっ……;ぜぇぜぇ……お、思わぬ苦行を強いられた…;」
アルル「今まで名言は完全スルーしてたけど、なかなかのチョイスだよね」
アミティ「ところでてんつくマンって何?なんか芋の佃煮みたいな響きだけど」
アルル「キミの響きはアバウトすぎる」
アミティ「えーと、
まず、アミティ出て行け(^三^)
……はい」ガラッ
アルル「おお、今日はあっさり!」
アミティ「こんな所で無駄に尺を食うわけにはいかないからね」
アルル「さて、それでは改めて!
おk?それでは、内容の発表をします。今回は、
アミティを元気付けるためにパーティーをしてもらいたいのです。しかも、
サプライズパーティーを。アミティ、最近うじうじうるさいですし...
どうせですし、プレゼントも用意してあげてください。
さて、次のターゲットはあやクルかな...
……さ、最近チョボさんアミティに厳しいと思ったら…!ええ話やん…!」グスッ
レイ「…(プレート:そうだね、最近ちょっと嫌われてるぐらいでうじうじしてるし)」
ユウ「ここは一発ガツーンと叱咤激励サプライズパーチーをー!」
アルル「よっしゃ!こうしちゃいられない!皆を集めようぜ!」
アルル「というわけでアミティ感謝デーということでサプライズパーティーがうんたら」
りんご「……アミティ……アミティ……ヤバイイメージ画像が出てこない」
アルル「∑アミティ忘れられてる!;」
りんご「∑ってえええええ!?;最近ぷよキューで完全にスルーされて
ギャラが激減して空気に戻ったからグレてましたがそんなことに!?」
アルル「∑グレてたの!?;」
りんご「グレてました!」
ラフィーナ「知ってます?ギャラって、ギャランティーの略語なんですわよ」
アルル「∑そして今キミが言うべきことはそんな豆知識じゃないはずだ!!;」
りんご「マジで!?すっげー!!」キラキラ
アルル「∑お願いだからボケにボケを重ねないで!;話がややこしくなる!(泣)」
りんご「半分冗談ですよ、それで?とりあえず
バジルとマッシュルームのタルティーヌでもプレゼントすればいいんですか?」
アルル「∑イヤマッシュルームってキノコじゃん!嫌がらせだよそれ!ていうか半分って!?;」
シグ「アルル、ツッコミコンボ記録更新」
クルーク「5連続だね」
アルル「∑いらないよそんな記録!;ツッコミ役はメガネとラフィーナで十分だよ!」
アコール「誰がメガネだ」
アルル「∑うわいたの!?;」
りんご「アコール先生のはメガネに分類されるのでしょうか…?;」
シェゾ「なんか他にも正式名称があった気がするな、ネ●とかもそんなメガネだよな」
まぐろ「あれ戦いで割れたり落としたりしてもいつのまにか直ってるよね★」
~~~
りんご「よし、では作戦をまとめますよ!」
アルル「流れとしては、一旦解散してからパーティの下準備をして、
『ぷよキューに忘れ物してたよ』と言ってアミティを呼び戻す、
そして奇跡のカーニバルってことでいいかな?」
まぐろ「なんとも手堅い作戦だね★」
シェゾ「よし、では各自まず適当なプレゼントを持って来い」
アルル「じゃあボクはアミティを帰らせておくよ」
アルル「おーい、アミティー?」
アミティ「あ、何?やっぱりキノコ系?」
アルル「そういえば最近キノコ系見てないね…;」
アミティ「キノコ好きなヤツの気が知れないよ!いい!?
これを聞いてる奴全員に次ぐ!キノコとは漢字で書くと『菌』!
菌類の一種なんだよ!?毒だよ!ポイゾナだよ!ウイルスだよ!バスターだよ!」
アルル「菌と細菌は別だよ」
アミティ「あー、サタえもんに頼んでキノコのない世界にしてくれないかなー」
アルル「それはダメだよ、チョコレートやクッキー、本やテレビ、
ひいては男性の存在、いや、地球の存在すら無くなる可能性がある」
アミティ「お前は何を言っているんだ」
アルル「ともかく、今日は何もなしで終わりだから!さあ、帰った帰った!」ぐい
アミティ「ふえっ!?;ちょ、そんなわけないで……押すな押すな!;落ちる!」
アルル「どこにさ」
アミティ「ふ……腐敗した政治家……」
アルル「お前は何を言っているんだ」
アルル「なんとか帰らせたよー」
シェゾ「おー、ご苦労。…おいお前、そこのボウルとってくれ」
シグ「わかった、えー
シェゾ「∑ストップ地球温暖化!;お前その鋭利な左手でどうする気だ!!;」
シグ「え、ガシャーンともちあげる」
シェゾ「∑効果音がおかしいんだよ!;右を使え右を!」
シグ「うー」
シェゾ「まったく……おい、クリーム足りねえぞ!誰か持って来い!」
ラフィーナ「りょ、了解ですわ……」
シェゾ「ストップ地球温暖化!;お前その色んな物乗せて震えてる足でどうする気だ!!;」
ラフィーナ「そりゃ、ビチャッと運んで」
シェゾ「∑もういい!;俺が一人でやってやる!コータス、火炎放射!」ガシッ
ラフィーナ「あっ!;そんないきなり取られたら
このマントについたら絶対に落ちないタイプのチョコレートが!;」ツルッ
シェゾ「やっぱりこうなるのか……;」
アルル「……シェゾ」
シェゾ「……なんだ」
アルル「……手伝うよ…;」
シェゾ「そうしてくれ……;」
アミティ「うーん……;とりあえず追い出されるままに追い出されたはいいけど…」
アミティ「このまま終わるわけ無いよね、普通に考えて……;」
アミティ「もしや、皆を集めてメリケンサックとかでボッコボコにされる……!?;」
アミティ「『てめえ最近調子乗ってるだろ!』『ガシッ!ボカッ!』
『キャーやめて!アタシは死んだ。』みたいなことに…!;」
アミティ「こ、これはまずい……!;至急戻らなければ!;」
玄関
アルル「ふう、あとは室内の飾り付けを……」
アミティ「敵地に侵入!」ガラッ
アルル「∑ウボァアアアアアアア!?;;」
アミティ「∑イャンガルルガ!?;」
アルル「∑ウンボラァー!ウンボァラーアァ!!;;」
アミティ「∑ケナフビーヤタラカス!!;;」
アルル「よし、落ち着こう。素数を数えるんだ……13579111315……」
アミティ「アルル、素数に1は入らないよ」
アルル「ギャフベロハギャベバブジョハバ」
アミティ「できれば地球上の言葉で」
アルル「え、えっと、何しにきたの?;今日は解散のはずだよ?」
アミティ「いや、ちょっと中の様子を
アルル「ダメです」
アミティ「………」
アルル「………」
アミティ「………」ペラッ
アルル「………」
アミティ「……今日の牡牛座は……突然の出来事に注意…か……」
アルル「…………;;;」
アミティ(先日あやクルの家においてあった『最強伝説黒沢』にあったこの作戦!
この方法なら相手の良心を刺激しあわよくば何をしているか教えてくれる!
ありがとう黒沢さん!さあアルル!どう出る…!?)
アルル「もしもし、ぷよキュースタジオですが」ガチャッ
アミティ「∑うわー軽く無視された!!;」
アルル(そう!;この状況何かそれとなく何をされるかを知りたがってる
アミティをうまく帰らせサプライズを守らなければならない!;
幸い玄関でアミティを発見!;まだパーティ部屋には侵入されてない!;)
アミティ(この狼狽っぷり……!;地味にポーカーフェイスなアルルが
ここまで狼狽するということはきっと何か隠してあるはず!
アミさんここが正念場!押しきれアミさん!大丈夫、僕ならできる!)
シェゾ「おいアルル、厨房の方も手伝えy」ガチャッ
アルル「ああっアミティアレはなんだ!?」ビシィッ
アミティ「ええっ!?;何々!?」クルッ
アルル「クローズイット!!;」ドガァッ
シェゾ「ライダーキック!?;」グハァッ
バタン
アルル「ごめん、気のせいだったよ」
アミティ「今シェゾいたよね?」
アルル「きのせいです」
アミティ「いや、いたよね?」
アルル「きのせいです」
アミティ「いたでしょ!?;」
アルル「きのせいです」
アミティ「なーんだ、気のせいか!あーびっくりした!」
アルル(ちょろい、あまりにもちょろい)
シェゾ「おいアルル!;いきなり
アルル「ああっアミティ今度は何だ!?;」
シェゾ「∑アルル!!;次は俺でもきっと死ぬ!;」
アルル「いいから帰れ!!;」ガスッ
シェゾ「∑腕ひしぎ逆十字!?;」ウボァー
バタム
アルル「……さてアミティ、そろそろ帰りなよ」
アミティ「今
アルル「きのせいです」
アミティ「キミはあたしをサルかなんかと勘違いしてない?」
アルル「やだなあ、そんなサルに失礼なこと思うわけないじゃないか」
アミティ「見たいのか、幻の雪崩式飛びつき腕ひしぎ逆十字固めを」
アルル「すみませんでした」
アミティ「さあ、中に
アルル「帰れ」
アミティ「雪崩式」
アルル「吊天井」
アミティ「……」
アルル「……」
アミティ「そうだ、そういえばあたしお手洗い行きたいんだった!
そこの廊下通らないと行けないからどいてくれる?」
アルル「!!;」
アミティ(勝った!こうなればどう足掻いてもどくことになるだろう!
まさに完璧!日本の金融システムよりはるかに完璧!これでドボンだアルル!所詮キ
アルル「ダメです」
アミティ「さすがにその返しは完全に予想外だったよ」
アルル「じゃ、ボクはまだやることがあるからキミは帰りなよ」
アミティ「∑ええっ!?;待ってよ!;あたし結構限界だよ!?;
まさかの失禁放送とかになったら放送事故ってレベルじゃないよ!?」
アルル「大丈夫だよ、むしろ全方向大歓迎だよ」
アミティ「意味がわからないよ!!;」
アルル「ほら、もう解散してるから!帰った帰った!」ドンドン
アミティ「あっ、ちょっ、ヤバイって!;後ろ押しはヤバイって事故るって!;」
ドスッ
バタン
ガチャッ
ガチャーン
アミティ(∑チェーン入った!!;)
アミティ「はぁ……;そんなに準備してあたしをボコるつもりなのか…;」
アミティ「………」
アミティ「………」
アミティ「帰ろう」
アルル「よーし、準備できたね?」
シェゾ「ああ、内装もバッチリだ、ケーキもプレゼントもできてるぞ」
りんご「これで残す所アミティを呼ぶだけとなりましたね!」
ラフィーナ「アミティさん、喜んでくださるかしら?」
シグ「うーん」
クルーク「大丈夫だよ、ボクたち、友達だろ?」
ラフィーナ「……」
クルーク「そこで黙られるとは思わなかったよ畜生」
あやクル「まあ、友達なら気持ちさえこもっていれば喜んでくれるものだ」
クルーク(魂)「久しぶりに乗っ取られた気がする」
あやクル「それが友達というものだろう?」
まぐろ「……そうだ、ね★」
あやクル「それに何かあってもきっとユーリ・フォローエルのあだ名を持つ
レイやシェゾが何とかしてくれる」
アルル「なるほど!全てをあの二人に任せるんだね!」
シェゾ「それは投げつける、擦り付ける、丸投げ、無茶振りという」
レイ「……(プレート:いくら影のサポートといえど
気まずい空気を温めることはできないよ)」
ラフィーナ「そ、それじゃ呼びますわよ……」ピポパポポ
ラフィーナ「あ、アミティさん?あなた何かスタジオに忘れ物してますわよ。
取りに来なさい」
アミティ『んー……?忘れ物……?……今日は疲れたしいいや』
ラフィーナ「なっ……!!;」
アルル「いかん!;さっきのが効き過ぎたか!;」
シェゾ「完全に期待を失っている!;」
りんご「ここでパーフェクトな選択肢を選ばなければバッドエンド直行ルート…!;」
シグ「どうするラヘーナ!?」
アミティ「んー……?忘れ物……?……今日は疲れたしいいや」
アミティ(って待てよ?このタイミングで呼出ってことは……まさか!?;)
アミティ(ついにお待ちかねスーパーサンドバッグタイム!?;)
ラフィーナ『ちょ、ちょっと!;なんか大事なものそうだから取りに来いよ!ですわ!』
アミティ「あー!なんか電波が乱れてます!;それになんだかすごく眠くあー!;」
ラフィーナ『……っ』
アミティ「なんか切れそうだわラフィーナ!;マジ電波悪いわー!じゃーn
ラフィーナ『ぷよキューに呼ばれなくなって
あなたとあまり一緒にいられないから寂しいって言ってるのよ!
わかったらさっさと戻って私と遊びなさいっ!!』
ツー、ツー、ツー……
ラフィーナ「っ!;」ガチャンッ
アルル「ら、ラフィーナ……恐るべきダイレクトアタック…!」
シェゾ「さ、さすがだな……ちょっと見なおしたぜ」
レイ「…くすっ(プレート:わかったよ永春……僕の負けだ、
今日からキミがユーリ・フォローエルだ)」
ラフィーナ「今は何も言わないで……ですわ……」
りんご「し、しかしラフィーナ!完璧な選択肢ですよ!
これで来なけりゃ人間じゃねえ!パーティは成功なはず!」
クルーク「キミ!;そういうこと言うとフラグになるって
お母さんから教わらなかったのかい!?」
りんご「あいにく私のグランマはフラグとかいう言葉を知りませんから」
アミティ「ま、まったく、仕方ないなー!それで、どんな遊びを―――
パーン
「「「メリークリスマス!!」」」
パチパチパチパチ
アミティ「……え?」
アルル「ほらほら!メリークリスマスアミティ!アミティ用の
サプライズパーティだよ!もっと喜べ!」
アミティ「……え?殴られるんじゃ」
りんご「アハハ…!何を言うんだ…!殴りなんてするもんか…!
これは100%善意のパーティだ…!最近アミティ、ちょっとおかしかったろ…!
わしはそんなアミティとただ仲良くしたいだけ…ただそれだけなんだ…!!」
シェゾ「ほら、ケーキだ。あっ、だからってお前だけで独り占めすんなよ!?;」
ラフィーナ「ほら、プレゼントですわ!腕時計なんてちっちゃなものですけど…」
シグ「虫かごー、色々はかどるぞー」
りんご「私からは……ぐへへ、新たなアイテムを差し上げますよ……中身はお楽しみDEATH」
まぐろ「ボクからはけん玉指南書を★けん玉もついてるよ★暇つぶしくらいにはなるよ★」
シェゾ「俺はとっさだったから大したものじゃないが、受け取ってくれ」
クルーク「ボクはキミにもまだわかるレベルの魔導書をあげるよ!
キミも少しは勉強しないとクラスのレベルが落ちるからね!」
アミティ「……!」
アルル「そしてボクからはコレ」
アミティ「……これって」
アルル「そう…キミが欲しがってた『魔導物語はなまる大幼稚園児』
『魔導物語1-2-3』『魔導物語ARS』の三点セットだ……!
全て無料…!100%善意だよアミティ!これからもよろしくね!」スッ
アミティ「み……みんな……」
アミティ「みんな、ありがとう!!」グスッ
終われ
お祝い系の書きやすさは異常。投稿有難うございました!
アミティは本当にいい子だと思うんです。
【Close】
アルル「どうしたの?そんなあんぐり口を開けて。ゴキブリが給水しにくるよ?」
アミティ「∑サラっとリアルなことを言わないでよ!;もう眠れないよ!」
アミティ「それがさ……魔導物語買おうと思ったんだけどプレミアついてて……;」
アルル「ああ……;中古で一万は軽く超えるからね…;でもなんだって魔導なんか?」
アミティ「昨日久しぶりにSS魔導やったんだよ」
アルル「SS魔導は魔導物語と認めない」
アミティ「た、確かに!;確かにHPは数字だしダンジョンもアレだけど神ゲーじゃないか!」
アルル「それは否定しないよ」
アミティ「ああ……ぷよまんとか復活しないかなー……
一応権利はSEG●にあるし実現可能なはずなんだけどね…」
レイ「…(プレート:今日はずいぶんアンニュイだね)」
アミティ「ナーバスなんだなーす」
アミティ「えーと、今日は『最近怖いと言われている
チョボの名言紹介コーナー!本日の名言は...
「迷ったら迷わず楽しい道へ行け」 byてんつくマン』さんから……
げほっ……;ぜぇぜぇ……お、思わぬ苦行を強いられた…;」
アルル「今まで名言は完全スルーしてたけど、なかなかのチョイスだよね」
アミティ「ところでてんつくマンって何?なんか芋の佃煮みたいな響きだけど」
アルル「キミの響きはアバウトすぎる」
アミティ「えーと、
まず、アミティ出て行け(^三^)
……はい」ガラッ
アルル「おお、今日はあっさり!」
アミティ「こんな所で無駄に尺を食うわけにはいかないからね」
アルル「さて、それでは改めて!
おk?それでは、内容の発表をします。今回は、
アミティを元気付けるためにパーティーをしてもらいたいのです。しかも、
サプライズパーティーを。アミティ、最近うじうじうるさいですし...
どうせですし、プレゼントも用意してあげてください。
さて、次のターゲットはあやクルかな...
……さ、最近チョボさんアミティに厳しいと思ったら…!ええ話やん…!」グスッ
レイ「…(プレート:そうだね、最近ちょっと嫌われてるぐらいでうじうじしてるし)」
ユウ「ここは一発ガツーンと叱咤激励サプライズパーチーをー!」
アルル「よっしゃ!こうしちゃいられない!皆を集めようぜ!」
アルル「というわけでアミティ感謝デーということでサプライズパーティーがうんたら」
りんご「……アミティ……アミティ……ヤバイイメージ画像が出てこない」
アルル「∑アミティ忘れられてる!;」
りんご「∑ってえええええ!?;最近ぷよキューで完全にスルーされて
ギャラが激減して空気に戻ったからグレてましたがそんなことに!?」
アルル「∑グレてたの!?;」
りんご「グレてました!」
ラフィーナ「知ってます?ギャラって、ギャランティーの略語なんですわよ」
アルル「∑そして今キミが言うべきことはそんな豆知識じゃないはずだ!!;」
りんご「マジで!?すっげー!!」キラキラ
アルル「∑お願いだからボケにボケを重ねないで!;話がややこしくなる!(泣)」
りんご「半分冗談ですよ、それで?とりあえず
バジルとマッシュルームのタルティーヌでもプレゼントすればいいんですか?」
アルル「∑イヤマッシュルームってキノコじゃん!嫌がらせだよそれ!ていうか半分って!?;」
シグ「アルル、ツッコミコンボ記録更新」
クルーク「5連続だね」
アルル「∑いらないよそんな記録!;ツッコミ役はメガネとラフィーナで十分だよ!」
アコール「誰がメガネだ」
アルル「∑うわいたの!?;」
りんご「アコール先生のはメガネに分類されるのでしょうか…?;」
シェゾ「なんか他にも正式名称があった気がするな、ネ●とかもそんなメガネだよな」
まぐろ「あれ戦いで割れたり落としたりしてもいつのまにか直ってるよね★」
~~~
りんご「よし、では作戦をまとめますよ!」
アルル「流れとしては、一旦解散してからパーティの下準備をして、
『ぷよキューに忘れ物してたよ』と言ってアミティを呼び戻す、
そして奇跡のカーニバルってことでいいかな?」
まぐろ「なんとも手堅い作戦だね★」
シェゾ「よし、では各自まず適当なプレゼントを持って来い」
アルル「じゃあボクはアミティを帰らせておくよ」
アルル「おーい、アミティー?」
アミティ「あ、何?やっぱりキノコ系?」
アルル「そういえば最近キノコ系見てないね…;」
アミティ「キノコ好きなヤツの気が知れないよ!いい!?
これを聞いてる奴全員に次ぐ!キノコとは漢字で書くと『菌』!
菌類の一種なんだよ!?毒だよ!ポイゾナだよ!ウイルスだよ!バスターだよ!」
アルル「菌と細菌は別だよ」
アミティ「あー、サタえもんに頼んでキノコのない世界にしてくれないかなー」
アルル「それはダメだよ、チョコレートやクッキー、本やテレビ、
ひいては男性の存在、いや、地球の存在すら無くなる可能性がある」
アミティ「お前は何を言っているんだ」
アルル「ともかく、今日は何もなしで終わりだから!さあ、帰った帰った!」ぐい
アミティ「ふえっ!?;ちょ、そんなわけないで……押すな押すな!;落ちる!」
アルル「どこにさ」
アミティ「ふ……腐敗した政治家……」
アルル「お前は何を言っているんだ」
アルル「なんとか帰らせたよー」
シェゾ「おー、ご苦労。…おいお前、そこのボウルとってくれ」
シグ「わかった、えー
シェゾ「∑ストップ地球温暖化!;お前その鋭利な左手でどうする気だ!!;」
シグ「え、ガシャーンともちあげる」
シェゾ「∑効果音がおかしいんだよ!;右を使え右を!」
シグ「うー」
シェゾ「まったく……おい、クリーム足りねえぞ!誰か持って来い!」
ラフィーナ「りょ、了解ですわ……」
シェゾ「ストップ地球温暖化!;お前その色んな物乗せて震えてる足でどうする気だ!!;」
ラフィーナ「そりゃ、ビチャッと運んで」
シェゾ「∑もういい!;俺が一人でやってやる!コータス、火炎放射!」ガシッ
ラフィーナ「あっ!;そんないきなり取られたら
このマントについたら絶対に落ちないタイプのチョコレートが!;」ツルッ
シェゾ「やっぱりこうなるのか……;」
アルル「……シェゾ」
シェゾ「……なんだ」
アルル「……手伝うよ…;」
シェゾ「そうしてくれ……;」
アミティ「うーん……;とりあえず追い出されるままに追い出されたはいいけど…」
アミティ「このまま終わるわけ無いよね、普通に考えて……;」
アミティ「もしや、皆を集めてメリケンサックとかでボッコボコにされる……!?;」
アミティ「『てめえ最近調子乗ってるだろ!』『ガシッ!ボカッ!』
『キャーやめて!アタシは死んだ。』みたいなことに…!;」
アミティ「こ、これはまずい……!;至急戻らなければ!;」
玄関
アルル「ふう、あとは室内の飾り付けを……」
アミティ「敵地に侵入!」ガラッ
アルル「∑ウボァアアアアアアア!?;;」
アミティ「∑イャンガルルガ!?;」
アルル「∑ウンボラァー!ウンボァラーアァ!!;;」
アミティ「∑ケナフビーヤタラカス!!;;」
アルル「よし、落ち着こう。素数を数えるんだ……13579111315……」
アミティ「アルル、素数に1は入らないよ」
アルル「ギャフベロハギャベバブジョハバ」
アミティ「できれば地球上の言葉で」
アルル「え、えっと、何しにきたの?;今日は解散のはずだよ?」
アミティ「いや、ちょっと中の様子を
アルル「ダメです」
アミティ「………」
アルル「………」
アミティ「………」ペラッ
アルル「………」
アミティ「……今日の牡牛座は……突然の出来事に注意…か……」
アルル「…………;;;」
アミティ(先日あやクルの家においてあった『最強伝説黒沢』にあったこの作戦!
この方法なら相手の良心を刺激しあわよくば何をしているか教えてくれる!
ありがとう黒沢さん!さあアルル!どう出る…!?)
アルル「もしもし、ぷよキュースタジオですが」ガチャッ
アミティ「∑うわー軽く無視された!!;」
アルル(そう!;この状況何かそれとなく何をされるかを知りたがってる
アミティをうまく帰らせサプライズを守らなければならない!;
幸い玄関でアミティを発見!;まだパーティ部屋には侵入されてない!;)
アミティ(この狼狽っぷり……!;地味にポーカーフェイスなアルルが
ここまで狼狽するということはきっと何か隠してあるはず!
アミさんここが正念場!押しきれアミさん!大丈夫、僕ならできる!)
シェゾ「おいアルル、厨房の方も手伝えy」ガチャッ
アルル「ああっアミティアレはなんだ!?」ビシィッ
アミティ「ええっ!?;何々!?」クルッ
アルル「クローズイット!!;」ドガァッ
シェゾ「ライダーキック!?;」グハァッ
バタン
アルル「ごめん、気のせいだったよ」
アミティ「今シェゾいたよね?」
アルル「きのせいです」
アミティ「いや、いたよね?」
アルル「きのせいです」
アミティ「いたでしょ!?;」
アルル「きのせいです」
アミティ「なーんだ、気のせいか!あーびっくりした!」
アルル(ちょろい、あまりにもちょろい)
シェゾ「おいアルル!;いきなり
アルル「ああっアミティ今度は何だ!?;」
シェゾ「∑アルル!!;次は俺でもきっと死ぬ!;」
アルル「いいから帰れ!!;」ガスッ
シェゾ「∑腕ひしぎ逆十字!?;」ウボァー
バタム
アルル「……さてアミティ、そろそろ帰りなよ」
アミティ「今
アルル「きのせいです」
アミティ「キミはあたしをサルかなんかと勘違いしてない?」
アルル「やだなあ、そんなサルに失礼なこと思うわけないじゃないか」
アミティ「見たいのか、幻の雪崩式飛びつき腕ひしぎ逆十字固めを」
アルル「すみませんでした」
アミティ「さあ、中に
アルル「帰れ」
アミティ「雪崩式」
アルル「吊天井」
アミティ「……」
アルル「……」
アミティ「そうだ、そういえばあたしお手洗い行きたいんだった!
そこの廊下通らないと行けないからどいてくれる?」
アルル「!!;」
アミティ(勝った!こうなればどう足掻いてもどくことになるだろう!
まさに完璧!日本の金融システムよりはるかに完璧!これでドボンだアルル!所詮キ
アルル「ダメです」
アミティ「さすがにその返しは完全に予想外だったよ」
アルル「じゃ、ボクはまだやることがあるからキミは帰りなよ」
アミティ「∑ええっ!?;待ってよ!;あたし結構限界だよ!?;
まさかの失禁放送とかになったら放送事故ってレベルじゃないよ!?」
アルル「大丈夫だよ、むしろ全方向大歓迎だよ」
アミティ「意味がわからないよ!!;」
アルル「ほら、もう解散してるから!帰った帰った!」ドンドン
アミティ「あっ、ちょっ、ヤバイって!;後ろ押しはヤバイって事故るって!;」
ドスッ
バタン
ガチャッ
ガチャーン
アミティ(∑チェーン入った!!;)
アミティ「はぁ……;そんなに準備してあたしをボコるつもりなのか…;」
アミティ「………」
アミティ「………」
アミティ「帰ろう」
アルル「よーし、準備できたね?」
シェゾ「ああ、内装もバッチリだ、ケーキもプレゼントもできてるぞ」
りんご「これで残す所アミティを呼ぶだけとなりましたね!」
ラフィーナ「アミティさん、喜んでくださるかしら?」
シグ「うーん」
クルーク「大丈夫だよ、ボクたち、友達だろ?」
ラフィーナ「……」
クルーク「そこで黙られるとは思わなかったよ畜生」
あやクル「まあ、友達なら気持ちさえこもっていれば喜んでくれるものだ」
クルーク(魂)「久しぶりに乗っ取られた気がする」
あやクル「それが友達というものだろう?」
まぐろ「……そうだ、ね★」
あやクル「それに何かあってもきっとユーリ・フォローエルのあだ名を持つ
レイやシェゾが何とかしてくれる」
アルル「なるほど!全てをあの二人に任せるんだね!」
シェゾ「それは投げつける、擦り付ける、丸投げ、無茶振りという」
レイ「……(プレート:いくら影のサポートといえど
気まずい空気を温めることはできないよ)」
ラフィーナ「そ、それじゃ呼びますわよ……」ピポパポポ
ラフィーナ「あ、アミティさん?あなた何かスタジオに忘れ物してますわよ。
取りに来なさい」
アミティ『んー……?忘れ物……?……今日は疲れたしいいや』
ラフィーナ「なっ……!!;」
アルル「いかん!;さっきのが効き過ぎたか!;」
シェゾ「完全に期待を失っている!;」
りんご「ここでパーフェクトな選択肢を選ばなければバッドエンド直行ルート…!;」
シグ「どうするラヘーナ!?」
アミティ「んー……?忘れ物……?……今日は疲れたしいいや」
アミティ(って待てよ?このタイミングで呼出ってことは……まさか!?;)
アミティ(ついにお待ちかねスーパーサンドバッグタイム!?;)
ラフィーナ『ちょ、ちょっと!;なんか大事なものそうだから取りに来いよ!ですわ!』
アミティ「あー!なんか電波が乱れてます!;それになんだかすごく眠くあー!;」
ラフィーナ『……っ』
アミティ「なんか切れそうだわラフィーナ!;マジ電波悪いわー!じゃーn
ラフィーナ『ぷよキューに呼ばれなくなって
あなたとあまり一緒にいられないから寂しいって言ってるのよ!
わかったらさっさと戻って私と遊びなさいっ!!』
ツー、ツー、ツー……
ラフィーナ「っ!;」ガチャンッ
アルル「ら、ラフィーナ……恐るべきダイレクトアタック…!」
シェゾ「さ、さすがだな……ちょっと見なおしたぜ」
レイ「…くすっ(プレート:わかったよ永春……僕の負けだ、
今日からキミがユーリ・フォローエルだ)」
ラフィーナ「今は何も言わないで……ですわ……」
りんご「し、しかしラフィーナ!完璧な選択肢ですよ!
これで来なけりゃ人間じゃねえ!パーティは成功なはず!」
クルーク「キミ!;そういうこと言うとフラグになるって
お母さんから教わらなかったのかい!?」
りんご「あいにく私のグランマはフラグとかいう言葉を知りませんから」
アミティ「ま、まったく、仕方ないなー!それで、どんな遊びを―――
パーン
「「「メリークリスマス!!」」」
パチパチパチパチ
アミティ「……え?」
アルル「ほらほら!メリークリスマスアミティ!アミティ用の
サプライズパーティだよ!もっと喜べ!」
アミティ「……え?殴られるんじゃ」
りんご「アハハ…!何を言うんだ…!殴りなんてするもんか…!
これは100%善意のパーティだ…!最近アミティ、ちょっとおかしかったろ…!
わしはそんなアミティとただ仲良くしたいだけ…ただそれだけなんだ…!!」
シェゾ「ほら、ケーキだ。あっ、だからってお前だけで独り占めすんなよ!?;」
ラフィーナ「ほら、プレゼントですわ!腕時計なんてちっちゃなものですけど…」
シグ「虫かごー、色々はかどるぞー」
りんご「私からは……ぐへへ、新たなアイテムを差し上げますよ……中身はお楽しみDEATH」
まぐろ「ボクからはけん玉指南書を★けん玉もついてるよ★暇つぶしくらいにはなるよ★」
シェゾ「俺はとっさだったから大したものじゃないが、受け取ってくれ」
クルーク「ボクはキミにもまだわかるレベルの魔導書をあげるよ!
キミも少しは勉強しないとクラスのレベルが落ちるからね!」
アミティ「……!」
アルル「そしてボクからはコレ」
アミティ「……これって」
アルル「そう…キミが欲しがってた『魔導物語はなまる大幼稚園児』
『魔導物語1-2-3』『魔導物語ARS』の三点セットだ……!
全て無料…!100%善意だよアミティ!これからもよろしくね!」スッ
アミティ「み……みんな……」
アミティ「みんな、ありがとう!!」グスッ
終われ
お祝い系の書きやすさは異常。投稿有難うございました!
アミティは本当にいい子だと思うんです。
- 関連記事
-
- どんなに記憶の鎖を繋ぎ合わせても、外に記憶が流れだしてしまったら元の場所には戻ってこない (2011/12/27)
- とらいあうと! (2011/12/26)
- 埋もれた神ゲーはBGMがいい(´;ω;`) (はがない風) (2011/12/25)
- 苦しみますイヴ (2011/12/24)
- 人は見た目だけでは判断できないさ。俺にも心を見抜いてくれた友達がいる (2011/12/23)
【Close】
最終更新日 : -0001-11-30